こんにちは!勘田亀吉です!
2020年1月20日、シタディーンホテル難波日本橋店オープンに向け、忙しい毎日を過ごしています。
今回は燻製をする際に欠かせない、スモーカーのお話です。
燻製するには、燻製チップやウッドから出る煙を食材に当てる必要があります。
煙というものは軽いので空気中に広がっていきますので、何もない空間で食材に煙を当てても効率が悪く、なかなか燻製が仕上がりません。
かといって、スモーカーがない状態でも決して燻製ができないわけではありません。
話は逸れますが、日本には昔から囲炉裏というものがあり、その上に塩漬けした魚などを吊るし、囲炉裏から出る煙で燻製をしていたという話があります。
実際は食べたことがないのでどんな感じの燻製が出来ていたのかはわかりませんが、とりあえず煙さえ当てれば燻製というものは出来上がります。
その煙を閉じ込めて、少ない煙と短い時間で燻製を作ろう!というのが、スモーカーの役割となります。
今回はそのスモーカー、いくつかの種類をご紹介させていただきたいと思います。
・ベーシックなタイプ
ステンレスやスチールで出来ており、掃除もしやすく何回も使えるタイプのスモーカーです。
値段はピンキリですが、高いものほどしっかりと作られており、煙が漏れにくかったり、使い終わった後の掃除がしやすかったり、収納しやすかったりします。
逆に安いものだと作りが雑なものが多く、折りたたみにくかったりバリで手を怪我したりしやすかったりしますが、基本的には仕上がりに大きな違いは出にくいです。
まずは燻製を始めてみよう!というかたにおすすめのタイプです。
・ダンボール
このように、煙さえ閉じ込められればなんでもOKという考えが行き着く先のスモーカーです。
正直、手作りでこのような形のものを作り、百均で網などを買ってくれば安価に燻製が楽しめます。
ステンレス製などに比べて仕上がりが悪いということもなく、本当にお手軽に燻製が楽しめます。
ただこのスモーカー、燃えます。当たり前ですが。
基本的には使い捨てくらいの感じで、一度燻製してみたい!という方におすすめのタイプです。
・卓上タイプ
このような固形燃料と燻製チップを使って、卓上で燻製をするタイプのスモーカーもあります。
卓上といってもそれはサイズの話で、本当に卓上でやると部屋中が燻製されるという事態に陥りますので、換気扇の下でやる方が良いかと思います。
こちらは長時間燻製するような本格的なものではなく、今晩のお酒のアテに何品か追加するといった目的の燻製に適しています。
・スモークガンタイプ
以前の記事でも取り上げましたが、もっと簡単に燻製が出来ます。
もちろん換気扇の下でやってくださいね!
・グリルタイプ
外でおもいっきりバーベキューや燻製を楽しみたい場合はこのようなタイプがおすすめです。
燻製以外にもバーベキューに使えたり、用途は広いのですが、折りたたみができないので普段置いておく場所が必要となります。
・大型スモーカー
そもそもの設置場所から考えないとダメな、本格的な大型タイプです。
バーベキューに気軽に持ち出すとか無理です。
しかしこれくらいになると一度に大量に燻製できたり、スペースが大きいので、熱源となるスモークチップやウッドと食材の距離を離すことができますので、間に氷を入れてやったりして冷燻も楽しめます。
まあここまで来ると、もう趣味の範囲を逸脱した世界になってきますね(笑
燻製をするために郊外に家を買ってやる!くらいの気概が必要かと思います。
・文明の利器
最近は家電で燻製ができます!という素晴らしいものもあります。
こちらの商品、今私が一番欲しい家電です!!
ネット記事によると、燻製中は軽く香りはするけど煙は出てこないそうです!
もしお持ちの方がおられましたら、私の背中を押してくださいっ!!笑
他にも色々なタイプのスモーカーがありますが、最初は道具にこだわらず、ダンボールでも良いので一度皆様には燻製をやっていただけたらと思います!
煙と匂いと火事に気をつけて、燻製ライフを楽しんでください!
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